(株)スーパーやまだ  社長 山田紀男(スーパーマーケット)
 第1次情報システムは昭和60年にPOSシステムを、第2次情報システムは平成2年にPOS/EOSシステムを導入、3次システムは平成11年12月にPOS/EOSシステムを、続いて平成12年7月よりCTIシステムを稼動させることができました。
 特に、3次システムはメーカーが変わったこともあり、SEレベルの流通業の業務意識が低く、小林先生の仕様書設計にかなうプログラム開発ができませんでした。そのため、担当SEを変更してもらい、全面的なプログラムの作り直しを要求することになりました。
 このようなトラブルが発生した場合には、素人である私たちはとてもメーカーに対して、どのような折衝をしたらよいかは、知る由もありません。幸い、小林先生の的確な指示とメーカーに対する全面的なリーダーシップによって、メーカーやディーラーの全面的な協力が得られ、事なきを得ました。
 世間では、IT革命が叫ばれておりますが、このツールを完全に使いこなすには、システム活用と経営戦略の統合、業務革命、約務革命が伴わないIT革命は失敗するとつくづく痛感させられました。
●ITミ−コッシュ革命実践の成果
顧客満足度の向上のため、広告費の50%削減、ロス計2%の削減等で利益が大幅に向上しました。
●企業概要
 所在地:神奈川県川崎市
 業態:スーパーマケット
 年商:9億7000万円、従業員:29名